「バンビ日記帳・2005年2月2日より」
今日で我が家のたった一人になってしまった ネコ軍団のネズミが18歳になりました。
ネズちゃんは、今から18年前の今日 我が家で生まれました。 お母さんはモグちゃんでモグちゃんもまた 我が家で生まれたのですが ナツ・イタチと言うお兄さんと3人で生まれて来て その中でも体がとても小さかったので まずは先にお兄さん達の去勢手術をしたのですが その時には、もうお兄さんの子供を身ごもっていたみたいで ネズちゃんと・タンタンとクマちゃんが生まれました。
ところが、お母さんのモグちゃんはまだ1歳前で 体も小さかったからか?子供を育てる気がなくって 3人をくわえ回して、気が付いたらネズちゃんの お腹に大きな穴が開いてしまいました。 「もうこれでは助からない〜」と思い 私が育てる事にしましたが、ネコの人工保育はとても難しくて 毎日泣かされました。まず、思うようにミルクを飲んでくれないし 上手い具合にウ○チが出てくれません〜 それにネズちゃんのお腹の穴からはオシッコが噴出して来るのです。 だから、もうきっと育たないと思いました。 離乳食も食べてくれません。毎日ネズちゃんが食べそうな物を 市場に買いに行きました。赤身のマグロを細かく切ると 少しだけ食べます。でもすぐに飽きてしまい
また次には、カニを食べたりってように贅沢な物を 少しだけ食べて生きていました。 もちろん、それも自力では食べないから 私が毎日何回にも分けてネズちゃんの舌の上に 乗せて食べさせていました。 だから、大きさも小さくて普通ネコとは比べ物にならないくらいでした。
そんなネズちゃんも、2歳くらいからだんだんと フードを食べてくれるようになり 気が付いたら、軍団一の長寿となってくれました。 もう18歳なので、今は痩せて来てかなり老化現象が出ていますが もう、贅沢な事は望まないから たとえ1日でも長く生きていて欲しいと願うばかりです。
でも、ネズちゃんのおかがで学ぶ事が出来ました。 体の小さくて弱い子が、必ず短命だとは限らないと 言う事を教えてもらいました。 生まれた時に、どんなに体が弱くても ネズちゃんのように長生きが出来る事だってあるんですね。 寿命というものは、誰にも予測できない物だと思いました。
今日は、ネズちゃんと一緒に生まれて来た タンタンとクマちゃんのお誕生日でもあります。 2人はもう天使になっちゃったけど
ネズちゃん・タンタン・クマちゃん18歳のお誕生日おめでとう〜
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